言えないこと聞けないこと
「思ったことは素直に全部言って」
いつもあなたが言うこと
思ったこと全て、素直に言うとするなら
「なんで他の女の子にハグするの?」
「なんで他の女の子家に泊めるの?」
「なんで他の女の子と手を繋ぐの?」
全部言えるわけない
嫉妬したことなんて
伝えたら喧嘩になる
「これだから付き合いたくなかったんだ」
「別れよう」
そう言われるのが目に見えてる
私はそんな答えのわかったものを問うほど馬鹿じゃないよ
それでもあなたの
左手の小指のリングが気になる
そこは私とお揃いのリングをはめる場所なのに
なんで?
どうして?
めちゃくちゃになるほどあなたが好きなのに
馬鹿みたいにあなたに愛されない
いつになったらあなたは
ホストのような対応をやめるの?
バカ
嫌い
大嫌い
気持ち悪い
大好きな人なのに
こんな言葉が頭を支配する
嫉妬でおかしくなる
ファンはファンで一線引いてよ
私が彼女だってみんなに言ってよ
大好きなのに
大嫌いな人
もしも
もしも言葉に有効期限があるなら
もっと責任ある発言があなたはできるだろうか
「付き合おう」の有効期限
「好きだよ」の有効期限
何度も「好きだよ」って言われても
次にあなたが何かすることで
私の嫉妬で
好きだなんて信じられなくなる
そして喧嘩になる
そんなめんどくさいことがあるなら
「好き」に絶対的有効期限をつけて
その間なら私はあなたを信じていられるよ
すぐに信じられない
疑ってしまう
自分が嫌だ
それだけ好きなのに
伝わらないのは
もっと嫌だ
重たい気持ち
あなたは少し有名な人
だからこそ
本気であなたに恋するファンもいる
そんなリプライもたくさん見る
その度に私はすこし
もやもやして
むかついたりして
声を大にして叫びたい
「その人の彼女は私だよ」って
「その人は私の彼氏だよ」って
何度も体験したこの気持ちも
慣れることなくて
だからって私が彼に八つ当たりすることではない
彼は愛されているんだから
私が心を広くもたないといけない
マイナスの気持ちを感じたら
全てマイナスに捉えてしまう
楽しかったあの時の花火や
一緒にみた綺麗なもの
たくさんした楽しい電話も
マイナスよりプラスの面が多いのに
そこに目を伏せてしまいそうになる
だから1度深呼吸
あなたの彼女は私なんだ
好きの度合い
電話をした
私の家族の話をすると
あなたは泣いた
人の話で泣いたことないのに
初めて泣いたって
「そういうとこ好きだなぁ」って思う
そういった後
「別れたいのにどんどんお前のこと好きになってる」
別れる話をしてからずっと
彼は私と別れたいという気持ちは消えてないみたいで
それが怖くて
もっともっと好きになれば
もっともっと私のことだけ見てればいいのにって
何度も思ったよ
別れたいだなんて
怖いから言わないで
お願い。
喧嘩
別れるか別れないかを検討するくらいの喧嘩
原因は私の嫉妬
どれだけ話しても
どれだけ憎くても
どうしても別れたくはなかった
別れるのがこわい
誰かの元へ行かないでって思ってしまう
そばにいて
一緒にいて
私がひとり暮らしなら
いつでも家にあなたを呼べるのに
丸々1日でもずっと一緒にいられるのに
何度思ったことか
どうしても好きで
なぜか涙はでなくて
それでも愛しかった
私のそばにいて
1年以上片思いして
やっと実ったこの恋を
失うならば
死ぬことを考えてしまうほどに
私はあなたが必要です
重い女でごめんねって
泣き虫でメンヘラでごめんねって
でもそれが私であって変えられなくて
そんな私をあなたも受け入れてください
私ばかり許容範囲広げられないんです
帰ってしまう
あなたが帰ってしまうことを考えてしまった
夜になると寂しくなる
9/5にあなたは実家へと戻る
あと何回会えますか?
帰らないでって
そばにいたいよって言っても
どうしようもない
だからあと5日間のうち
会えるだけ会いに行く
9月からまた
会えなくなることを
悲しむんじゃなくて
次に会えるまで頑張る期間だと考えられたら
私も少しは成長したかな
次に会えた時
積もり積もった愛しさを
全部受け止めてもらおう
早く会いたい
そばにいたい
胸が苦しい夜
嫉妬
私の彼氏はちょっとした有名人
今日もとある場所でイベントを行った
駆けつけるファン達
ファンの人たちには私が彼女だってことも、彼に彼女がいるってことも公開していない
それだからガチ恋の人もいる
彼に指を絡ませるようにして手を握ったり
移動する時、彼の荷物をぎゅっと抱きしめたり
そんな些細なことかもしれないけど
私にとってはすごく嫌だった
私の彼に触れないでって
そんな彼女みたいなことしないでって
ずっと思ってた
心が真っ黒だった
泣きそうだった
写真を撮ったり、握手をしたり、サインを貰ったりする光景はもう当たり前のようで
私も何も感じないし、何も思わない
でもベタベタと触れるのはちがう
そばにいてもファンの前だから私は彼に触れられない
それが何より悔しかった
いっそのこと私が彼女なのって
言ってしまいたいほどで
苦しかった
泣くほどに嫌な嫉妬だった
はやく2人だけで会いたいよ