きちんと伝えること
喧嘩して2日。
もうすでに私は耐えられなかった。
意地を張って向こうからの連絡を待った。授業中だって何度も通知を確認した。
それでも彼からのLINEは1つもなくて、寂しくなるばかり。
「突き放して欲しい」なんて言って、突き放されたら寂しくなって。
最高にわがままな私。
このままの関係が嫌で、彼が当たり前に隣にいなくなったとき後悔したことが蘇ってきて。
当たり前のことは、何かひとつであっさりと変わってしまう。そして当たり前に受けてたものは、失って大切さに気付く。
最後に残るのは"後悔"
そんな経験はもう二度としたくない。
だから私は今を大切にしたくて、彼に思い切って電話をした。
「出てくれなかったらどうしよう」そんな考えがあって、通話ボタンを押す手が震える。
でも私は信じてた「彼なら出てくれる」
その思いの通り、彼は電話にでてくれた。
久しぶりに声が聞けて、話せて、繋がれて、幸せだなってすぐに思えた。
たったこれだけのことでも私にとっては最高の時間だった。
自分の気持ちをすべて伝えた。
「怒ってごめんなさい。」
彼は
「怒らせてごめんなさい。」
いつものように会話をして、会う約束もして電話を終える。
終えた後の私は、すごくすっきりしていた。
勇気を出してよかった。
素直になってよかった。
出てくれてありがとう。
これからも私はずっと彼のことが大好きで仕方ないだろうから、彼からも同じくらい想ってもらえるような人になりたい。
心からそう思えた。
ありがとう大切な人。